教皇、復活祭祝う東方教会と喜びを共に
教皇フランシスコは、4月19日、復活祭を祝う東方教会の人々にお祝いの挨拶をおくられた。
教皇フランシスコは、4月19日、東方教会の人々に復活祭の挨拶をおくられた。
カトリック教会の暦は、復活祭から一週間後の日曜日(復活節第二主日)、「神のいつくしみの主日」を記念した。
同日、バチカン近接のサント・スピリト・イン・サッシア教会でミサを司式された教皇は、その後半、レジーナ・チェリの祈り(アレルヤの祈り)を唱えられた。
教皇は祈りに先立つ言葉で、この日、復活祭を迎えた東方教会の兄弟姉妹に向け、次のようにお祝いを述べられた。
「今日、復活祭を祝っておられる、東方教会の兄弟姉妹の皆さまに心からお祝い申し上げます。皆さまと声を合わせて告げたいと思います。「本当に主は復活されました!」(参照:ルカ24,34)。
この試練の時、キリストと共に復活したことから生まれる希望を、わたしたちは大きな恵みと感じています。
特にエキュメニカルな理由で正教会の方々と一緒に復活祭を祝っている、カトリック東方典礼の共同体と喜びを共にしたいと思います。キリスト教徒が少数派である場所で、この兄弟愛が慰めとなりますように。」
19 4月 2020, 18:40