ロシア軍の空爆で破壊された家の前を歩く男性、2025年2月18日、ドニプロペトロウシク州の村で  ロシア軍の空爆で破壊された家の前を歩く男性、2025年2月18日、ドニプロペトロウシク州の村で  

教皇、苦しむウクライナの人々への寄り添い新たに

教皇フランシスコは、バチカン広報局を通し発表したお告げの祈りの言葉の中で、ウクライナにおける戦争が3年を迎えることに悲しみを表された。

 入院中の教皇フランシスコは、2月23日(日)、バチカン広報局を通し発表したお告げの祈りに向けた言葉の中で、ウクライナにおける戦争が勃発から3年を迎えることに悲しみを表された。

 教皇は、翌24日、ウクライナに対する全面戦争から3年が経つことに言及。この日は悲しみに満ちた日であり、全人類にとって恥ずべき日であると述べられた。

 教皇は、苦しむウクライナの人々にご自身の寄り添いを新たにされると共に、すべての武力紛争の犠牲者を思い起こすよう皆を招かれた。

 そして、特にパレスチナ、イスラエル、中東全域、ミャンマー、アフリカのキブ地域、スーダンに平和の賜物を祈ろうと呼びかけられた。

23 2月 2025, 16:28

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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