アマゾン特別シノドス:2週目、グループ別会議の成果を報告
「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」の2週目半ば、言語別グループ会議の成果が報告された。
「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」は、2週目にあたる、10月16日(水)の午前と午後、また、17日(木)の午前にわたり、計3回の言語別グループ会議が行われた。
17日午後に開かれた第13回全体会議では、スペイン語5、ポルトガル語4、イタリア語2、英語およびフランス語1の、計12グループによる小会議の成果が、12の報告書となって、シノドス事務局長に手渡された。
これらの報告書の柱となるテーマは、主に次のようなものであった。
・アマゾン特別シノドスが持つ、教会全体への普遍性
・貧しい人のための教会
・あらゆる暴力への反対
・人権の保護状況を監視する、教会による国際的組織設立の提案
・教会における役務、信徒の役割に対する再考察
・女性と助祭
・司祭の独身性の価値と、既婚者司祭叙階の問題
・召命の危機と司祭育成
・文化間対話とインカルチュレーション
・移民問題
・若者の司牧
・被造物の保護、エコロジー
・宣教性
・アマゾンの殉教者
・アマゾン地域とマスメディア・広報の関係
10月18日(金)、19日(土)は、最終文書草案に向けての基礎作業のために、会議は行われなかった。
21 10月 2019, 19:40