アマゾン特別シノドス:3週目、最終文書に向けて作業
シノドスは、3週目に入り、最終文書作成に向けて作業が行われている。
「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」は、第3週目を迎え、まとめの段階に入った。
「アマゾン、教会と統合的エコロジーのための新たな歩み」をテーマに、バチカンで10月6日から始まった同シノドスは、参加司教らの2週間にわたる発表と討議を経て、現在、最終文書の作成とその採択に向けて作業が続いている。
10月21日(月)午前に行われた第14回全体会議では、同シノドスの議長を務める、サンパウロ名誉大司教、クラウディオ・フンメス枢機卿が最終文書の草案を紹介した。
草案は、これまで行われた全体会議と言語別グループ会議での成果を集めたもので、そのテキストは言語別グループ会議に引き継がれ、22日(火)まで、さらなる考察と、修正提案が行われた。
各グループから上がった修正提案はシノドス委員会に提出され、専門家らの協力のもと、事務局長ロレンツォ・バルディッセーリ枢機卿と、議長フンメス枢機卿によって、23日(水)・24日(木)の両日、加筆・編集作業が行われる。
こうして修正を経た文書は、25日(金)午後の第15回全体会議で読み上げられる。
そして、シノドス閉会前日、26日(土)午後の第16回全体会議で、参加司教らによって最終文書の採択が行われる。
23 10月 2019, 19:23