グロコルゥスキー枢機卿死去、教育省前長官
ポーランド出身で、教皇庁教育省の前長官、ゼノン・グロコルゥスキー枢機卿が、80歳で亡くなった。
ポーランド出身で、教皇庁教育省の前長官、ゼノン・グロコルゥスキー枢機卿は、7月17日、80歳で帰天した。
グロコルゥスキー枢機卿は、1939年、ポーランドのブロトキに生まれた。1963年、司祭叙階。3年後、ローマに移り、グレゴリアン大学で教会法を修めた。バチカンの控訴院、最高裁判所での職務に従事し、1982年、最高裁判所次官、司教叙階。1998年、最高裁判所長官。1999年から2015年まで、教育省長官を務めた。2001年、聖ヨハネ・パウロ二世により、枢機卿に任命された。
教皇フランシスコは、グロコルゥスキー枢機卿の訃報を受け、弔文の中で、教会法の専門家、また福音と教会への熱心な奉仕者としての同枢機卿を思い起こし、その冥福を心から祈られた。
17 7月 2020, 17:15