世界家庭大会4日目:「聖性への道」めぐり講演と会議
「世界家庭大会」の4日目、バチカンで「聖性への道」をメインテーマに最終ワークショップが行われた。
6月25日(土)、カトリック教会の「第10回世界家庭大会」の4日目午前、バチカンのパウロ6世ホールで、大会中最後の研究集会が行われた。
「聖性への道」をメインテーマに据えたこの最終ワークショップでは、「ベルトラメ・クアットロッキ:聖性への道としての家庭」をタイトルに講演が行われた。
ここでは、2001年に夫婦共に列福されたルイジ・ベルトラメ・クアットロッキ(1880-1951)とマリア・コルシーニ(1884-1965)夫妻の信仰に基づいた家庭について、孫(次女エンリケッタの養子)フランチェスコ・ベルトラメ・クアットロッキ氏が証言した。
同氏は、福者クアットロッキ夫妻の家庭は、普通の人々によって築かれたごく普通の家庭であったが、夫妻は毎日の言動一致と、模範、祈りを通して、子たちに喜びのうちに生き、考えることを教え、常に天の御父に愛されているという自覚のもとに、自由な心をもって、あらゆる出来事・試練を超えて神を愛するよう導いた、と話した。
また、この日、「聖性への道」、「聖なる夫婦たちへの支援」をめぐり、2つのパネル会議が催された。
そして、同日夕方、参加者らは、翌日の同大会閉会を前に聖ペトロ広場でとり行われた記念ミサに参列した。
25 6月 2022, 21:54