教皇、ローマ巡礼のイタリアの若者たちに感謝
教皇フランシスコは、今秋の若者をテーマとするシノドスを前に、ローマ巡礼を行ったイタリアの青少年らに感謝を表された。
教皇フランシスコは、8月12日、日曜正午の集いで、イタリア全土からローマ巡礼に訪れた約7万人の若者たちに、挨拶をおくられた。
イタリアの青少年たちは、今年10月バチカンで行われる、「若者、信仰、そして召命の識別」をテーマとした世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会を前に、司教や青年司牧担当の司祭らと共にローマを訪れていた。
教皇は、聖ペトロ広場から正面の大通りまで続く大巡礼団に心からの感謝を述べられた。
この中で教皇は、ローマまでの長い道のりを歓喜と信仰のうちに歩んだ若者たちを歓迎すると共に、日頃これらの青少年らに寄り添い司牧する多くの司祭・修道者たち、またシノドスを前にこの集いを企画したイタリア司教協議会の関係者に、ねぎらいの言葉をかけられた。
教皇は、ローマ巡礼を終え、家路につく若者たちに向け、この巡礼と祈りの日々に体験した喜びと兄弟愛、交わりの精神を、生活の中で出会う同年代の人々に伝えて欲しいと願われた。
12 8月 2018, 17:06