教皇、カリタス・モロッコ本部で、移民との出会い
教皇フランシスコは、訪問したモロッコのカリタス本部で、移民との出会いを持たれた。
教皇フランシスコは、モロッコ訪問初日、3月30日、同国のカリタス本部に赴かれた。
首都ラバトのハッサン地区にあるカリタス・モロッコは、同国の社会福祉計画に呼応した、家族運営による農業推進や、障害者の支援を行っているほか、同時に、人々の「カンタラ(橋)」となるために、モロッコにおける移民への奉仕などを行っている。
この訪問で、教皇はカリタス・モロッコの支援を受けている、他のアフリカ諸国からの移民たちの話しを聞かれた。
また、子どもたちのダンスによる歓迎を喜ばれた。
教皇は関係者への言葉で、移民たちは教会の心の中心を占めていると強調。特に子どもたちの存在は、わたしたちの希望であると話された。
移民たちを受け入れるとは、安全で法に則った入国のためのより広い可能性を提供することでもあると教皇は述べ、人々を人身取引の罠や、差別から守ることが大切と呼びかけられた。
31 3月 2019, 14:55