受難の主日:教皇、若者たちに挨拶「シノドス後の使徒的勧告を生活の指針に」
教皇フランシスコは、「受難の主日」のミサの後半、お告げの祈りを唱えられた。
教皇フランシスコは、4月14日、バチカンでとり行われた「受難の主日」のミサの後半、お告げの祈りを、若者たちをはじめとする参加者らと共に唱えられた。
祈りに先立つ言葉で教皇は、この「受難の主日」、教区レベルの「世界青年の日」が記念されたことに触れ、それぞれの司教のもとに集う世界中の若者たちに挨拶をおくられた。
教皇は、昨年秋の若者をテーマにしたシノドスの成果を受けた、使徒的勧告「クリストゥス・ヴィヴィト」を、日常生活の指針とするよう勧められ、これを通し、自分の人生と信仰の歩み、兄弟たちへの奉仕において、豊かなヒントを得て欲しいと希望された。
また、この日、ミサのために聖ペトロ広場を訪れた人々にロザリオが配布されたことを教皇は紹介。
今年1月の「ワールドユースデー・パナマ大会」を機会に聖地のオリーブの木で作ったこのロザリオで、聖地と中東をはじめ、世界の平和のために祈るよう願われた。
14 4月 2019, 13:24