ブルガリア:教皇、ソフィア郊外の難民施設へ
ブルガリア滞在中の教皇フランシスコは、首都ソフィア郊外の難民施設を訪れた。
教皇フランシスコのブルガリア訪問は、5月6日(月)、2日目を迎えた。
同日午前、教皇はソフィア郊外の難民センターに赴かれた。
教皇は、難民センターの責任者と、カリタス・ブルガリア関係者の案内を受けながら、施設を見学。主にシリアとイラクを出身とする、およそ50名の難民とお会いになった。
教皇は、子どもたちの歌や踊りによる温かい歓迎、絵のプレゼントなどを大変喜ばれた。
難民の家族やボランティアの人々への挨拶で、教皇は、子どもたちの姿は、いつも、誰よりも、今何が起きているのかを、わたしたちに教えてくれる、と述べた。
教皇は、戦争や貧困を逃れ、家族と共に逃れてきた子どもたちの苦難の歩みに思いを寄せ、これら難民の人々の苦しみは「人類の十字架」であると話された。
このような試練にも関わらず、置かれた場所で前向きに生きる人々に、教皇は感謝の言葉と共に、大きな励ましを与えられた。
06 5月 2019, 19:32