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教皇、ブルガリアと北マケドニア訪問に出発

教皇フランシスコは、ブルガリアと北マケドニアへの訪問に出発。最初の訪問都市、ブルガリアの首都ソフィアに到着された。

教皇フランシスコは、5月5日、ブルガリアと北マケドニアへの司牧訪問に出発。ブルガリアの首都ソフィアから、訪問行事を開始された。

この訪問は、現教皇の第29回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。

3日間の訪問で、教皇は5月5日(日)から7日(火)の早朝までブリガリア、7日の午前から夕方まで北マケドニアに滞在される。

ローマ教皇がブルガリアを訪れるのは、2002年5月の聖ヨハネ・パウロ2世の初訪問以来、教皇フランシスコで2度目となった。

一方、北マケドニアにおいては、ローマ教皇の訪問は、今回が初めてとなる。

教皇は、5月5日(日)午前、ローマを出発。現地時間の同日午前、ブルガリアの首都ソフィアの空港に到着された。

ボイコ・ボリソフ首相の出迎えを受けた教皇は、民族衣装の子どもたちから花束で歓迎された。

教皇はボリソフ首相と空港内のホールで会見した後、ソフィア市内の大統領官邸に向かわれた。

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教皇フランシスコのブルガリアと北マケドニア司牧訪問の日程は以下のとおり。

ブルガリア訪問初日、5月5日(日)午前、教皇は大統領官邸にルメン・ラデフ大統領を表敬訪問。次いで、大統領官邸前広場で同国の各界要人に挨拶をおくられる。

この後、エキュメニカルな出会いとして、ブルガリア正教会の聖シノド館で、ネオフィト総主教と聖シノドのメンバーとの会見が行われる。教皇はまた、総主教座大聖堂の聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂を訪問し、私的に祈りを捧げられる。

初日のカトリック共同体との行事としては、聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂前広場での正午のレジーナ・チェリの祈り、午後から市内の広場でのミサが予定されている。

ブルガリア訪問2日目、5月6日(月)午前、教皇はソフィア郊外の難民施設を訪問される。

この後、教皇は空路で同国南部ラコヴスキに移動。イエスの聖心教会でのミサと初聖体式、聖ミカエル教会でのカトリック共同体との出会いが行われる。

同日夕方、教皇は再びソフィアに戻られ、ブルガリアの諸宗教代表者らと平和のための集いを主宰される。

5月7日(火)早朝、教皇はソフィアの空港での送別式を経て、第2の訪問国、北マケドニアへと向かわれる。

教皇は、首都スコピエの空港到着後、市内の大統領官邸での歓迎式典に臨み、ギョルギェ・イヴァノフ大統領への表敬、ゾラン・ザーエフ首相との会談、北マケドニアの各界代表との会見を行われる。

同日午前中、教皇はスコピエ市内のマザー・テレサ記念館を訪問。ここで諸宗教指導者や貧しい人々との出会いを持たれる。さらに、市内の広場でミサをとり行われる。

午後、教皇は司牧センターで若者たちと、さらに夕方、カテドラルで北マケドニアのカトリック共同体と交流される。

教皇は、北マケドニア訪問を終えた後、7日夜、バチカンに戻られる。

05 5月 2019, 11:10