使徒聖ペトロ・聖パウロ祭日:教皇、イエスの教会に対する大きな愛を強調
使徒聖ペトロ・聖パウロの祭日、教皇フランシスコは、正午の祈りを信者と共に唱えられた。
教皇フランシスコは、6月29日(土)、バチカンで正午の祈りの集いを持たれた。
このところヨーロッパ各地で厳しい暑さが続いているが、ローマの保護聖人、使徒聖ペトロ・聖パウロを祝ったこの日、バチカンには多くの巡礼者が訪れた。聖ペトロ広場の前には、この日のために、花びらを絨毯状に敷き詰める「インフィオラータ」が作られ、人々の目を楽しませた。
祈りの前の説教で、教皇は、「あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」(マタイ16,18)という、イエスがペトロに向けた言葉を観想された。
ここではイエスが初めて「教会」という言葉を使っているのみならず、「わたしの教会」と、表現していることに注目。ここにイエスが教会に対して育む大きな愛を読み取られた。
また、「キリストは教会を愛し、教会のために御自分をお与えになった」(エフェソ5,25)というパウロの言葉を引用した教皇は、イエスは教会をご自分の花嫁として愛される、と話された。
教皇は、イエスは優しい眼差しで教会を見つめ、今日もわたしたちに「あなたがたは、わたしの教会」であると呼びかけておられる、と語られた。
29 6月 2019, 19:42