教皇、プーチン露大統領と会談
教皇フランシスコは、ロシアのプーチン大統領とお会いになった。
教皇フランシスコは、7月4日、ロシアのプーチン大統領をバチカン宮殿に迎えられた。
プーチン大統領の教皇フランシスコとの出会いは、2013年11月と、2015年6月に続いて、今回で3回目。
また、プーチン大統領は、これまでヨハネ・パウロ2世(2000年6月、2003年11月)、ベネディクト16世(2007年3月)とも会見しており、同大統領のバチカン訪問は、合わせて6回となった。
教皇フランシスコは、プーチン大統領と約1時間にわたり会談を行われた。
バチカン広報局によれば、教皇と大統領の会談では、バチカンとロシアの両国関係の発展に満足が表明された。
この関係は、同日の日付で署名された、教皇庁が管理する小児科病院バンビーノ・ジェスとロシアの小児科病院との協力合意によって、いっそう強められることになった。
会談上、ロシアにおけるカトリック教会の活動をめぐり、いくつかの問題が話し合われた。
さらに、環境問題や、シリア、ウクライナ、ベネズエラをはじめとする国際情勢について、意見が交換された。
プーチン大統領は、教皇との会談に続き、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿と外務局長ポール・ギャラガー大司教とも会談した。
04 7月 2019, 17:22