教皇、13人の新枢機卿の任命発表
教皇フランシスコは、9月1日、バチカンで日曜正午の祈りを巡礼者と共に唱えられた。
この集いで、教皇は、今年10月5日に枢機卿会議を招集する旨を発表。この枢機卿会議において叙任される新しい枢機卿たちの名前を発表された。
教皇が新たに任命されたのは、コンクラーベ(教皇選挙)の投票権を持つ80歳未満の枢機卿10名と、投票権を持たない80歳以上の枢機卿3名の、合計13名。
教皇は、これらの新枢機卿らの出身地は、世界のすべての人々に神のいつくしみの愛を伝え続ける、教会の宣教的召命を表すものと述べられた。
教皇フランシスコによってこのたび新しく枢機卿に任命された人々は以下のとおり。(発表順・敬称略、現職タイトル、出生年、出身国)
[80歳未満の有権枢機卿]
・ミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット(教皇庁諸宗教対話評議会議長、1952年、スペイン)
・ジョゼ・トレンティーノ・デメンドンサ(バチカン図書館・機密文書館館長、1965年、ポルトガル)
・イグナチウス・スハルヨ・ハルジョアトモジョ(ジャカルタ大司教、1950年、インドネシア)
・ホァン・デ・ラ・カリダ・ガルシア・ロドリゲス(サン・クリストバル・デ・ラ・ハバナ大司教、1948年、キューバ)
・フリドリン・アンボンゴ・ベスング(キンサシャ大司教、1960年、コンゴ民主共和国(旧ザイール))
・ジャン・クロード・オロリッシュ(ルクセンブルク大司教、1958年、ルクセンブルク)
・アルバロ・レオネル・ラマッツィーニ・イメリ(ウエウエテナンゴ司教、1947年、グアテマラ)
・マテオ・ズッピ(ボローニャ大司教、1955年、イタリア)
・クリストバル・ロペス・ロメロ(ラバト(モロッコ)大司教、1952年、スペイン)
・マイケル・チェルニー(教皇庁人間開発のための部署・移住者部門次官補、1946年、チェコスロバキア)
[80歳以上の枢機卿]
・マイケル・ルイス・フィッツジェラルド(ネプテ名誉名義大司教、1937年、英国)
・シジタス・タンケビチウス(ビリニュス名誉大司教、1938年、リトアニア)
・エウジェニオ・ダル・コルソ(ベンゲラ(アンゴラ)名誉司教、1939年、イタリア)