教皇、マダガスカルに到着、アフリカ東部3カ国歴訪で
アフリカ東部の3カ国を歴訪中の教皇フランシスコは、第二の訪問国マダガスカルに到着された。
アフリカ東部諸国を歴訪中の教皇フランシスコは、現地時間9月6日午後、第二の訪問国マダガスカルに到着された。
教皇フランシスコは、同日モザンビークの訪問を終え、マダガスカルの首都アンタナナリボに向かわれた。
到着したアンタナナリボ空港で、教皇は、アンドリー・ラジョエリナ大統領と夫人の出迎えを受けた。
教皇は、子どもたちの花束贈呈に続き、大統領と並び、歓迎式典に臨まれた。
マダガスカルには、30年前の1989年6月、聖ヨハネ・パウロ2世が最初の訪問を行った。教皇フランシスコは、同国を訪問した二人目のローマ教皇となった。
アフリカ大陸東部沿岸の近く、西インド洋に浮かぶマダガスカルへのキリスト教伝道は、16世紀にさかのぼる。現在、マダガスカルでは52%が伝統宗教、カトリック35%、イスラム教約7%、この他、プロテスタント、ヒンドゥー教などがある。
教皇は、マダガスカルの首都アンタナナリボに、9月6日(金)から10日(火)まで滞在される。このうち9日(月)は、アンタナナリボを基点に、モーリシャスの首都ポートルイスを日帰り訪問される。
マダガスカルでの公式行事として、教皇は、7日(土)に大統領官邸で大統領および各界代表との会見、市内の女子跣足カルメル修道会修道院で昼の祈り、カテドラルで司教団との集い、福者ヴィクトワール・ラソアマナリヴォの墓への巡礼、郊外の会場で若者たちとの祈りの前夜祭を行われる。
8日(日)には、前夜祭が行われた会場で教皇ミサ、アカモソアの「友情の町」訪問、神学院で教会関係者との出会いが予定されている。
教皇は10日朝、アンタナナリボを後にされ、ローマへの帰路につかれる。
06 9月 2019, 19:12