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教皇、モザンビークに到着、空港で歓迎式

アフリカ東部の3カ国歴訪に出発された教皇フランシスコは、最初の訪問国モザンビークに到着された。

アフリカ東部の3カ国歴訪に出発された教皇フランシスコは、現地時間9月4日午後、最初の訪問国モザンビークに到着された。

教皇フランシスコは、登位後、第31回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)として、9月4日(水)から10日(火)まで、モザンビーク、マダガスカル、モーリシャスの3国を訪れる。

初日、モザンビークの首都マプトの空港に到着された教皇は、フィリペ・ニュシ大統領と夫人に迎えられた。

教皇は子どもたちから花束を受け取られ、笑顔で祝福を与えられた。

空港での歓迎式には、同国の政府、教会関係者らが出席。教皇は若者たちによる伝統舞踏をご覧になった。

この後、教皇は特別車パパモービルで、滞在先となるマプト市内のバチカン大使館へ向かわれた。夜の市街では、沿道の鈴なりの人々が楽器のリズムや、踊り、歓声で、教皇の訪問に熱い歓迎を表した。

モザンビークには、1988年9月に聖ヨハネ・パウロ2世が最初の訪問を行っている。教皇フランシスコの今回の訪問は、ローマ教皇として31年ぶりとなった。

モザンビークの宗教人口は、伝統宗教が半数を占め、カトリックは約28%、イスラム教約20%、この他、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教諸派などがある。

教皇はモザンビーク滞在中、大統領官邸訪問、各界代表との会見、諸宗教の若者たちとの出会い、カトリック司教・司祭・修道者・神学生らとの集い、貧しい人々の支援施設「マタイ25の家」訪問(9月5日)、病院訪問、競技場でのミサ(9月6日)などを予定している。

04 9月 2019, 19:29