モザンビーク:教皇、貧しい人々の支援施設訪問
教皇フランシスコは、モザンビーク首都マプトで、貧しい人々の支援施設「マタイ25の家」を訪問された。
教皇フランシスコは、9月5日、モザンビークで、貧しい人々の支援施設を訪問された。
マプト郊外の「マタイ25の家」は、駐モザンビーク・バチカン大使館の発起により、同国のカトリック教会とおよそ20の修道会の協力を得て運営されている支援施設。
同施設は、その名にあるように、「マタイによる福音書」25章の「わたしの兄弟であるこの最も小さな者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」という言葉に代表される、貧しい人や助けを必要とする人への奉仕に捧げられている。
特に、生活に困難を抱える若者やストリートチルドレンに、食事や、衛生・医療の機会を与えることを活動の中心とし、関係者らは、毎晩多くのボランティアと共に市内をめぐり、助けを必要とする人に温かい食事や宿泊所を提供している。
施設の入り口でフィリペ・ニュシ大統領に迎えられた教皇は、運営に携わる司祭や修道女たちの説明に耳を傾け、同所で支援を受けている子どもたちや若者と笑顔で交流された。
また、同日、教皇はご自身がブエノスアイレス大司教時代から育て、現在は世界各地に広がる教育運動、「スコラス・オクレンティス」の、モザンビーク支部の関係者と私的に会見された。
06 9月 2019, 09:30