アウシュビッツ解放75年:教皇「この悲劇を二度と繰り返すな」
教皇フランシスコは、アウシュヴィッツ強制収容所解放75年に際し、この悲劇を記憶に刻み、二度と繰り返してはならないと呼びかけた。
教皇フランシスコは、バチカンで1月26日、日曜正午の祈りを巡礼者と共に唱えられた。
この集いで教皇は、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の解放から、翌日1月27日、75年を迎えることに触れられた。
教皇はこの想像を絶する悲劇と残忍さを前に、無関心でいること、記憶から消し去ることは許されないと強調。
解放75年に際し、教皇は人々を祈りと内省に招くと共に、このような悲劇を二度と繰り返してはならないという思いを、それぞれの心に響かせるよう呼びかけられた。
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所には、これまで3人の教皇が訪れた。
1979年6月、ヨハネ・パウロ2世、2006年5月、ベネディクト16世、そして、2016年7月に現教皇が、同地を相次いで訪問し、祈りを捧げている。
26 1月 2020, 16:55