新型コロナウイルイス:教皇、移動制限下にある人々に励まし
教皇フランシスコは、3月15日(日)の正午の祈りをビデオを通し行われた。
教皇フランシスコは、3月15日(日)、バチカンでお告げの祈りを唱えられた。
教皇は先週の日曜に続いて、バチカン宮殿の図書室からビデオを通し、説教と、祈り、挨拶を行われた。
この日、教皇は祈りの後の挨拶で、新型コロナウイルイス感染拡大の状況の中、移動制限や隔離のもとに暮らす人々に思いを向けられた。
教皇は、この困難な時にあって、教会のすべての成員の一致と交わりの価値を再発見するよう招かれた。
「キリストに一致するわたしたちは決して一人ではなく、キリストを頭とする、一つの体を構成しています」と、教皇は話された。
祈りは一致を強め、同時に聖体との精神的な一致を促す、と述べた教皇は、ミサに参加できない時こそ、聖体との霊的な一致を忘れないよう願うと共に、特に一人暮らしの人を励まされた。
教皇は、新型コロナウイルイスによるすべての患者と医療関係者、また自宅から出られない人や、貧しい人、ホームレスの人を助けるボランティアの人々のために祈られた。
そして最後に教皇は、この試練の中、各自に可能なあらゆる努力を惜しまぬ人々に感謝の言葉を述べられた。
15 3月 2020, 18:41