教皇、術後6日目、徐々に仕事再開
教皇フランシスコは、手術から6日目を、穏やかに過ごされている。
教皇フランシスコは、入院先であるローマのジェメッリ病院で、結腸手術の術後6日目を安定して過ごされている。
バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、7月10日(土)正午、教皇の近況を次のように報告した。
「教皇は、期待に沿った術後経過と共に、穏やかに一日をおくられている。血液検査の結果は満足のいくものであり、予定通り治療を続けておられる。
教皇は徐々に執務を再開しながら、病室に付属する廊下の散歩を行われている。
昨日午後には、病室付属の礼拝堂でミサを捧げられ、教皇担当の病院スタッフらと共に夕食をとられた。
医師・看護師らの人間的な献身をじかに体験された教皇は、最も弱く傷つきやすい人たちをはじめ、病者との個人的な絆を築きつつ、苦しむ人にいたわりと憐みをもって接するすべての人々に特別な思いを向けておられる。」
10 7月 2021, 13:10