ワルシャワで未成年者保護めぐる会議
未成年者の保護をめぐり、ポーランド首都ワルシャワで、中・東欧の教会関係者による国際会議が開かれた。
ポーランド首都ワルシャワで、9月19日(日)、未成年者の保護をめぐる教会関係者の国際会議が開会した。
この国際会議は、教皇庁未成年者保護委員会とポーランド司教協議会が共催するもので、テーマは「神の子どもたちを守るわたしたちの共通の使命」。
同会議には、ポーランド、スロバキア、ロシア、ウクライナ、クロアチア、セルビア、アルバニアなど、中・東欧を中心とする20ヵ国から、ラテン典礼のみならず、東方典礼カトリック教会関係者も含め、司教、司祭、修道会責任者、心理療法士、信徒の専門家らが多数参加。
教皇フランシスコが2019年5月に発表した、聖職者・修道者による虐待・暴力等を届け出るための新たな手続きを制定した自発教令「ヴォス・エスティス・ルクス・ムンディ」に照らし、未成年者と弱い立場にある成人の保護のために、虐待防止や、告発、教令の実際の適用などについて、連日の発表・討議を通し、意見交換と分かち合いを行う。
このたびの会議は、未成年者保護をテーマにした会議としては、中・東欧地域では初めてのものとなった。
同会議は9月22日(水)まで開催される。
19 9月 2021, 17:27