ベネズエラのウロサ・サヴィーノ枢機卿逝去
ベネズエラのウロサ・サヴィーノ枢機卿が、新型コロナウイルスのために亡くなった。79歳であった。
ベネズエラのカラカス名誉大司教、ホルヘ・リベラート・ウロサ・サヴィーノ枢機卿が、9月23日、入院先の病院で亡くなった。79歳だった。
ウロサ・サヴィーノ枢機卿は、8月末、新型コロナウイルスに感染し、カラカス市内の総合病院で治療を受けていた。
同枢機卿は、先日、メッセージを発表し、その中で神と教会とベネズエラ国民への愛を表明。秘跡を受けることを希望すると共に、ベネズエラの教会が常に一致するようにと神に祝福を願っていた。
ホルヘ・リベラート・ウロサ・サヴィーノ枢機卿は、1942年、ベネズエラのカラカスに生まれた。1967年、司祭叙階。1982年、カラカス補佐司教。1990年、バレンシア・エン・ベネズエラ大司教。2005年、カラカス大司教(2018年、教区長を引退)。2006年、枢機卿に任命された。
教皇フランシスコは弔電で、ウロサ・サヴィーノ枢機卿の死を悼み、遺族と教会共同体にお悔やみを述べた。
献身的な司牧者であったウロサ・サヴィーノ枢機卿の長年にわたる神と教会への誠実な奉仕を思い起こされた教皇は、同枢機卿に永遠の安息と、朽ちることのない栄冠が与えられるよう、主イエスに祈られた。
24 9月 2021, 16:33