スロバキア:教皇、貧しい人々の支援センター訪問
教皇フランシスコは、スロバキア首都ブラチスラバのカトリック系支援センターを訪れた。
教皇フランシスコは、9月13日、スロバキアで、カトリック系支援センターを私的に訪れた。
ブラチスラバのペトルジャルカ地区にある「ベツレヘム・センター」は、マザー・テレサが創立した神の愛の宣教者会が運営する施設。これまで20年以上にわたり、ホームレスや、生活に困窮した人々、様々な事情を抱えた病者たちに寄り添ってきた。
かつて貧しかったこの地区は、今ではすっかり変容したが、目立つことのない貧しい人々の存在は、他の郊外へと移っているという。
元は幼稚園であった二階建てのセンターでは、必要とする人々にベッドや、温かい食事、シャワーなど提供しているほか、野宿する人々の支援も行っている。
センターの前庭で行われた集いで、教皇は人々の温かい歓迎に心からのお礼を述べられた。
そして、「いかなる困難の時も、主は決してわたしたちをお見捨てになりません。見ることができても、できなくても、主はいつもわたしたちの生活の歩みを共にされています」と話された。
教皇は、神の愛の宣教者会の修道女たちの証しに感謝を述べると共に、ボランティアの人々に励ましを与えられた。
13 9月 2021, 18:04