教皇「ウクライナの人々に寄り添おう」一般謁見
教皇フランシスコは、一般謁見の席で、ウクライナの人々に心を寄せられた。
教皇フランシスコは、3月2日、一般謁見の席で、ウクライナの人々連帯を示された。
「灰の水曜日」を迎え、復活祭前の準備期間「四旬節」に入ったこの日、教皇自らが呼びかける「平和のための祈りと断食の日」が行われた。
教皇は同日バチカンで行われた一般謁見中、ポーランド語での巡礼者への挨拶の際に、スピーカーを務めたウクライナ人のフランシスコ会士を紹介された。
教皇は、ポーランド語でご自身の挨拶を読み上げたこのフランシスコ会士はウクライナ出身で、彼の両親は現在キエフ近郊の防空壕で爆撃から身を守っている、と話した。
こうした中にもここで自分の務めを果たし続けるフランシスコ会士に教皇は連帯を示すと共に、彼の高齢の両親のように、今、攻撃を避けて地下に避難しているお年寄りたちをはじめ、すべての人々たちに寄り添おう、と呼びかけられた。
そして、教皇は、ウクライナの人たちへの思いを心に抱き続けよう、と招かれた。
02 3月 2022, 12:46