教皇、マルタ出発前、ウクライナの避難民とお会いに
教皇フランシスコは、マルタ司牧訪問出発の朝、バチカンでウクライナの避難民の家族らとお会いになった。
教皇フランシスコは、4月2日、マルタ司牧訪問出発を前に、ウクライナの避難民とお会いになった。
この朝、バチカンのサンタ・マルタ館を、ウクライナからの避難民の数家族が、教皇慈善活動室の責任者コンラート・クライェフスキ枢機卿に伴われて訪れた。
これらの家族は、20日前、ウクライナのキーウ(キエフ)、リヴィウ、テルノーピリから、それぞれローマに到着した。現在、カトリック系団体・聖エジディオ共同体の支援を受け、イタリア人が提供するアパートに滞在している。少女の一人はローマの病院で心臓病の手術を受け、医師の管理の下に療養中という。
また、教皇は、マルタ訪問出発前日、4月1日午後、ローマの聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)を訪れ、聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ(ローマ人の救い)」の祭壇で、これから行われる訪問の実りを祈られた。
02 4月 2022, 11:17