教皇、マルタ共和国訪問に出発、2日間の旅程

　教皇フランシスコは、2022年4月2日、マルタ共和国への訪問に出発された。

　この朝、バチカンでウクライナの避難民の家族らとお会いになった教皇は、その後ローマのフィウミチーノ国際空港へ向かわれ、午前8時40分、特別機で出発された。

　この訪問は、マルタ政府と同国の司教団の招きに応えるもので、教皇フランシスコにとって、36回目の海外司牧訪問となる。

　教皇フランシスコは、マルタ共和国を訪問する3人目のローマ教皇となる。また、マルタ側にとって、教皇を迎えるのは今回が4度目となる。これまで、聖ヨハネ・パウロ2世は1990年と2001年の2回、ベネディクト16世は2010年にマルタを訪れている。

　教皇フランシスコのこのたびのマルタ訪問は、4月2日（土）と3日（日）の2日間行われる。

　教皇のマルタ訪問の旅程は以下のとおり。

　4月2日（土）
　午前、特別機でマルタへ出発。マルタ国際空港到着後、空港で歓迎式。
　首都バレッタの官邸に大統領を表敬訪問。同官邸内で首相、および各界要人と会見。
　午後、ゴゾ島へ。タ・ピヌ巡礼聖堂で祈りの集い。
　夜、ラバトのバチカン大使館へ。

　4月3日（日）
　午前、ラバトの大使館で、イエズス会会員らと私的な集い。
　ラバトの聖パウロ教会・「聖パウロの洞窟」訪問。
　フロリアーナの広場でミサ。
　午後、ハル・ファの移民センターで移民たちとの出会い。
　マルタ国際空港での送別式を経て、ローマへ。