教皇、マルタの大統領および首相と会見
教皇フランシスコは、マルタの首都バレッタで、ヴェッラ大統領、およびアベラ首相と会見された。
マルタ共和国を訪問した教皇フランシスコは、4月2日、首都バレッタで、ヴェッラ大統領、およびアベラ首相と会見された。
同日午前、マルタに到着した教皇は、大統領官邸にジョージ・ヴェッラ大統領を表敬訪問された。
マルタの大統領官邸は、1571年に作られた歴史ある建物で、かつては聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)の騎士団長の宮殿として使用されていた。
官邸前の広場には大勢の市民が詰めかけ、教皇を歓迎した。
官邸の中庭で大統領夫妻に迎えられた教皇は、大統領との個人会談の後、贈り物の交換などを行われた。
次いで、教皇はロベルト・アベラ首相とも個人会談を持たれた。
教皇は官邸の芳名帳に、「地中海の中心で『まれなる人間性の脈打つ』マルタに巡礼者として迎えられました。国を治める人々に賢明といつくしみを、国民そして世界に一致と平和を神に祈ります」と記帳された。
この後、教皇は官邸の広間で、マルタの各界代表、および同国駐在外交団に挨拶をおくられた。
02 4月 2022, 13:41