教皇フランシスコと環境問題を考える教育イベントに参加した若者たち 2022年5月19日 教皇庁立ウルバノ大学 教皇フランシスコと環境問題を考える教育イベントに参加した若者たち 2022年5月19日 教皇庁立ウルバノ大学 

教皇、環境問題に取り組む若者たちと

教皇フランシスコは、環境問題を考える教育イベント「ラウダート・シ教室」に参加された。

 教皇フランシスコは、5月19日、環境問題を考える教育イベントに参加された。

 統合的エコロジーをテーマとする教皇の回勅の題名をとり「ラウダート・シ教室」と名付けられたこの催しは、教皇が進める教育活動「スコラス・オクレンテス(出会いの学校、の意)の一環として行われた。

  教皇は先日、「スコラス・オクレンテス」を「国際的な性格を持つ信徒の組織」と定義するための文書と規則を発表されている。

 この日の午後、ローマの教皇庁立ウルバノ大学の大教室には、アルゼンチン、ボリビア、チリ、コロンビア、ハイチ、メキシコ、パナマ、パラグアイなど中南米の国々から、またヨーロッパではイタリア、スペインから、およそ50名の若者たちが集った。

 これらの青年たちは、一年間にわたり、世界各地で社会=環境計画に基づいた自然保護に取り組む。この集いでは、そのための様々な目標が掲げられた。

 環境問題を考えるには「ポエジーと勇気」が必要となる、と述べた教皇は、「生活の中の詩」は本からではなく、働きながら、自然を観想しながら学ぶもの、と話された。

 教皇は、地球の環境を守るための、若者たちのこれからの取り組みを励まされた。

20 5月 2022, 14:57