カナダ:教皇、ケベック到着、総督、首相と会談
カナダ滞在中の教皇フランシスコは、第二の訪問先ケベック・シティに到着、総督官邸での歓迎式の後、サイモン総督、トルドー首相と相次ぎ会談した。
教皇フランシスコは、7月27日(水)、カナダのケベック・シティに到着された。
7月24日(日)からカナダ訪問中の教皇は、最初に訪れた西部のアルバータ州(訪問地:エドモントン、マスクワシス、ラック・サンタンヌ)を後にし、東部のケベック州へと向かった。
27日午前、エドモントンを発った教皇は、同日午後ケベック国際空港に到着、地元の代表らに迎えられた。
ケベック・シティの要塞シタデルにある総督公邸にメアリー・サイモン総督を表敬訪問した教皇は、公邸の中庭で行われた歓迎式に臨まれた。
この後、教皇は公邸内でサイモン総督と会談。続いて、ジャスティン・トルドー首相とも会談を行った。教皇のカナダ到着以降、すべての公式行事に参加してきた総督と首相は、ケベックで初めて教皇と個人会談を持った。
この表敬訪問で、公邸の芳名帳に記帳された教皇は、「海から海へと続くこの地、カナダの巡礼者として、この偉大な国が、未来の構築において常に模範となり、特に先住民たちのルーツを守り、価値づけながら、すべての人々の受容的な家となるよう神に祈ります」と記された。
次いで、教皇は、カナダの各界要人、先住民代表、駐在外交団との会見を行われた。
28 7月 2022, 00:46