8月の教皇の祈りの意向:小規模事業のために
教皇フランシスコは、2022年8月の祈りの意向について、ビデオを通しメッセージをおくられた。
カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。
2022年8月は、「小規模事業」のために、次のように祈る。
「中小規模の事業体が、経済的社会的危機にあっても、その事業を継続する道を見いだし、地域社会に奉仕することができますように」。
教皇フランシスコは、この祈りの意向について、ビデオメッセージの中で次のように話された。
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パンデミックと戦争の影響で、世界は社会的、経済的な大きな危機に直面しています。わたしたちはまだそれを理解していません。
これによる深刻な被害を受けた人々の中には、中小企業家らがいます。
それは、商業、手工業、清掃、運送、その他、多くの分野の人たちです。
彼らは高額所得者や権力者のリストには出てこない人たちです。しかし、困難にも関わらず、自らの社会責任を果たしながら、雇用の機会を生み出しています。
資産をタックスヘイブンに隠したりせず、共通善に投資する人々です。
彼らは皆、底辺から、いつでもより良い創造性が生まれてくる場所から、物事を変えるために、非常に大きな創造力を捧げています。
勇気と努力、犠牲をもって、幸福とチャンスと仕事を生み出しながら、人生に投資しています。
祈りましょう。中小規模の事業体が、経済的社会的危機にあっても、その事業を継続する道を見いだし、地域社会に奉仕することができますように。
02 8月 2022, 16:00