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9月1日(日本の教会では9月の第一日曜日)は「被造物を大切にする世界祈願日」 9月1日(日本の教会では9月の第一日曜日)は「被造物を大切にする世界祈願日」 

教皇、環境をいたわる具体的な取り組みをアピール

教皇フランシスコは、「被造物を大切にする世界祈願日」と「被造物の季節」を記念するにあたり、「わたしたちの共通の家」に対するいたわりをアピールされた。

 教皇フランシスコは、8月31日(水)、バチカンで行われた一般謁見の席で、環境保護への関心を喚起された。

 カトリック教会は、毎年9月1日(日本の教会は9月の第一日曜日)に、「被造物を大切にする世界祈願日」を記念する。

 また、この日からアッシジの聖フランシスコを記念する10月4日まで、エキュメニカルな性格を持つ環境保護のための祈りと行動の月間「被造物の季節」(Season of Creation)が始まる。

 教皇は今年の「被造物の季節」のテーマ「被造物の声を聴きなさい」を紹介しながら、この月間が「わたしたちの共通の家」をいたわる具体的な取り組みを促すものとなるよう願われた。

 「わたしたちの行き過ぎた消費主義が広がる中で、姉妹なる大地は呻き、わたしたちに搾取と破壊を止めるようにと懇願している」と述べた教皇は、「被造物の季節」を機会に、国連の気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)と生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が気候変動と生物多様性の減少という二つの危機に決然と対応するため、人類家族を一致させることができるよう、皆に祈りを呼びかけられた。

31 8月 2022, 15:57