アッシジ経済ミーティング2日目:聖フランシスコゆかりの地で分科会
イタリア・アッシジで開催された経済をめぐるミーティング「Economy of Francesco」の2日目、若者たちは聖フランシスコにゆかりのある様々な場所で分科会を行った。
イタリア中部アッシジで開催された経済をめぐる若者たちのミーティング「Economy of Francesco」は、9月23日(金)、2日目のプログラムを行った。
この日の午前、若者たちはアッシジの歴史地区に分散する聖フランシスコにゆかりある場所をグループで訪れ、テーマ別の分科会や対話の集いに参加した。
たとえば、聖フランシスコの生き方に共鳴し、全財産を捨て修道生活に入った聖クララの(キアラ)の修道院では「経済と女性」を、また、聖フランシスコ聖堂と修道院では「生活スタイルと労働、ケア」を、聖フランシスコが洗礼を受けた旧司教座聖堂であり、また同聖人が服を脱いで父親と決別した出来事を思い起こすための巡礼聖堂でもある聖マリア・マッジョーレ教会では「召命と利益」というテーマで分科会が催された。
若者たちは地図を手に聖フランシスコの足跡をたどりながら、各所で行われている様々なテーマの対話に加わっていた。
午後から参加者は、複数の会議場に分かれ、国際的なエコノミストらによる、「与えることで、与えられる」、「普遍的兄弟愛」などをテーマにした講話に耳を傾け、意見を交換した。
24 9月 2022, 11:28