教皇、アスティの名誉市民の称号を受けられる
教皇フランシスコは、イタリアのアスティ市より名誉市民の称号を贈られた。
11月19日と20日、イタリア北部ピエモンテ州アスティを訪問された教皇フランシスコは、アスティ市より名誉市民の称号を贈られた。
訪問初日、アスティの近郊にご自身の親類らを私的に訪ねられた教皇は、訪問二日目、アスティ市内でミサなどの公式行事を行われた。
20日(日)午前、教皇はアスティ教区の司教館に、ピエモンテ州のアルベルト・チリオ州知事、アスティ市のマウリツィオ・ラセロ市長ら、地元自治体代表の訪問を受けられた。
この席で、アスティ市長は、教皇に同市の名誉市民の称号を贈呈。「世界平和のための大きな努力と、あらゆる形の差別に対する日頃の連帯と兄弟愛のメッセージ」、また「アスティおよびピエモンテとの強い絆の証し」をその贈呈の理由として述べた。
教皇はこの名誉市民の称号に感謝され、ご自分の祖父母がアスティについて話していたために、アルゼンチンにいた時からアスティは心の中にあり、自身にアスティのゆかりを常に感じていたと語られた。
続いて、教皇はアスティ教区の司教座聖堂で「王であるキリスト」の祭日のミサを地元の信者らと共に捧げられた。
20 11月 2022, 14:22