教皇、19日と20日、イタリア北部アスティへ
教皇フランシスコは、11月19日と20日、イタリア北部のアスティを訪問する。
教皇フランシスコは、11月19日(土)と20日(日)、イタリア北部ピエモンテ州アスティを訪れる。
この訪問は、同地方に住む教皇の又従姉妹が90歳の誕生日を迎えたことを機会に行われるもの。
訪問初日19日、教皇はアスティ県ポルタコマロに又従姉妹を訪ね、トリノやアスティ地方の親戚らと私的な時間を過ごされる。
そして、翌日20日、「王であるキリスト」の祭日、教皇はアスティのカテドラルで地元の信者たちのためにミサをとり行われる。
教皇フランシスコの又従姉妹カルラ・ラベッツァーナさんは、今年11月8日に90歳の誕生日を祝ったばかり。カルラさんの母イネスさんは、教皇フランシスコ(ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ)の父マリオ・ベルゴリオ氏の従姉妹にあたる。
カルラさんによれば、教皇とカルラさんとの交流は、1974年、当時司祭であったベルゴリオ神父がフランクフルトに向かう途中、トリノに立ち寄り、連絡を保っていたイタリアの親戚を訪ねたことにさかのぼる。
その後、ベルゴリオ神父は大司教、枢機卿となり、ローマに行く機会があると、トリノにカルラさんと夫、2人の息子からなる一家を訪ねていたという。
2015年、カルラさんは夫のアンジェロさんを亡くした後、ポルタコマロに住まいを移した。
カルラさんは、パンデミック前の2019年、家族とバチカンを訪れて以来、教皇とは会っていないが、1ヶ月に1回ほど電話で近況を交換していると語った。
17 11月 2022, 15:23