2月の教皇の祈りの意向:小教区の教会のために

教皇フランシスコは、2023年2月の祈りの意向をめぐり、ビデオを通しメッセージをおくられた。

 カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。

 2023年2月は、「小教区の教会」のために、次のように祈る。 

 「交わりを中心に据えた小教区の教会が、信仰と友愛の共同体として成長し、最も困窮している人々を招き入れることができますように」。

 教皇フランシスコは、この祈りの意向について、ビデオメッセージで次のように述べられた。

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 小教区の教会に「ご自由にお入りください」という貼り紙をすべきではないかと思うことがよくあります。

 小教区の教会は、身近な共同体であるべきです。お役所的でない、人間を中心に据え、そこで人が秘跡の恵みに与ることができる場所でなくてはなりません。

 小教区は、奉仕と寛大さの学び舎に戻る必要があります。疎外された人々に、また共同体の人、すべての人に常に扉を開いたものであるべきです。

 小教区は、ある種の社会的地位を保証する、一部の人々のクラブではありません。

 お願いします。どうか大胆であってください。

 わたしたちの小教区のあり方を皆で考え直そうではありませんか。

 祈りましょう。人々の交わり、教会的交わりを中心に据えた小教区の教会が、信仰と友愛の共同体として成長し、最も困窮している人々を招き入れることができますように。

 

30 1月 2023, 17:00