アフリカ2カ国訪問:教皇、南スーダンに到着

アフリカを訪問中の教皇フランシスコは、2月3日、南スーダンに到着した。

 アフリカ2カ国を歴訪中の教皇フランシスコは、2月3日、コンゴ民主共和国を後にし、南スーダンの訪問を開始した。

 現地時間同日14時45分、教皇を乗せた特別機は首都ジュバの国際空港に到着。

 教皇は、サルヴァ・キール・マヤルディ大統領に迎えられ、子どもたちから花束を贈られた。

 空港で大統領と共に歓迎式に臨まれた教皇は、続いて大統領官邸に向かわれた。

 南スーダンは、2011年7月にスーダン共和国から分離独立した「若い国」であり、ローマ教皇の訪問は今回が初めてとなった。

 一方、南スーダンの政治リーダーたちは、2019年4月、バチカンを訪れ、教皇フランシスコとイングランド国教会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教ら、キリスト教指導者らと共に黙想会に参加している。

 今回の教皇の訪問も、カンタベリー大主教、スコットランド国教会の総会議長と共に行われる「エキュメニカルな平和の巡礼」としての性格を帯びている。

 教皇は南スーダンに現地時間の2月5日午前まで滞在される。

03 2月 2023, 16:54