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写真:バチカンで行われた「祖父母と高齢者のための世界祈願日」(2022年度)のミサ で 写真:バチカンで行われた「祖父母と高齢者のための世界祈願日」(2022年度)のミサ で  (Vatican Media)

2023年度「祖父母と高齢者のための世界祈願日」テーマ発表

7月23日(日)に記念される「第3回祖父母と高齢者のための世界祈願日」のテーマが発表された。

 今年7月23日(日)、カトリック教会の「第3回祖父母と高齢者のための世界祈願日」が記念される。

 これに向けて、教皇庁信徒・家庭・いのちの省より、2023年度のテーマが発表された。

 教皇フランシスコが選んだテーマは、「その憐れみは代々に限りなく」(ルカ1,50)。

 このテーマは、「祖父母と高齢者のための世界祈願日」と、その数日後にリスボンで開催される「世界青年の日(ワールドユースデー、WYD)大会」(2023年8月1日〜6日)との相互関係を表すものである。

 今回のWYD大会のテーマ、「マリアは出かけて、急いで山里に向かった」(ルカ1,39)は、若きマリアが年を取った親類のエリザベトに会うために歩き出した場面を示している。

 エリザベトと出会ったマリアは、「マリアの賛歌」(マニフィカト)の中で、主を賛美し、「その憐れみは代々に限りなく」と、若い世代と年配の世代との絆の強さを高らかに宣言している。

 「祖父母と高齢者のための世界祈願日」を機会に、教皇はバチカンの聖ペトロ大聖堂で典礼をとり行われる。そして、これと同時に、世界中の教区や小教区、教会系の組織や共同体に、司牧的背景の中でこの祈願日を記念するよう招いている。

 

15 4月 2023, 17:50