ハンガリー訪問:教皇、大統領および首相と会談
ハンガリーを訪問した教皇フランシスコは、ブダペスト市内の大統領官邸で歓迎式に臨み、ノヴァーク大統領、オルバーン首相と相次ぎ会談された。
教皇フランシスコは、4月28日より、3日間にわたるハンガリー司牧訪問を開始された。
28日、ローマからブダペストに到着された教皇は、最初の公式行事として、市内の大統領官邸で歓迎式に臨まれた。
前庭で行われた歓迎式典の後、教皇は官邸内にノヴァーク大統領を表敬訪問された。
教皇は官邸の芳名帳に署名と共に、次のようなメッセージを記された。
「わたしは巡礼者、友として、豊かな歴史と文化を持つ国、ハンガリーへ参りました。橋と聖人たちの都市、ブダペストから、全ヨーロッパを思いながら、それが一致し連帯的なものであるようにと祈ります。今日の時代においても、それが平和の家と、受容の預言となりますように」。
また、教皇はノヴァーク大統領との会談に続いた贈り物の交換で、この訪問を記念するメダルを贈呈した。このメダルには、聖母とハンガリーの最初の王、聖ステファノ(イシュトヴァーン1世)、ドナウ川と橋、大聖堂や国会議事堂などが浮き彫り彫刻されている。
この後、教皇は同じく官邸内でオルバーン首相とも会談された。
28 4月 2023, 13:56