コプト正教会教皇タワドロス2世のローマ訪問
コプト正教会教皇タワドロス2世は、このたびローマを訪問。教皇フランシスコは、この機会に教皇庁キリスト教一致推進省の記念出版物の序文にタワドロス2世と共に署名を行う。
コプト正教会教皇タワドロス2世は、1973年5月にバチカンで行われたパウロ6世とシェヌーダ3世との歴史的会見から50年を記念し、5月9日(火)よりローマを訪れる。
タワドロス2世は、6日間にわたるこの訪問で、10日(水)、バチカンで教皇フランシスコの一般謁見に参加。
11日(木)には、バチカン宮殿で教皇フランシスコと個人会談および祈りの時を持ち、次いで教皇庁キリスト教一致推進省の訪問を行う。
タワドロス2世は、ローマ滞在中、現地のコプト正教会の共同体とも交流し、14日(日)には、ラテランの聖ヨハネ大聖堂にてこれらの共同体とミサを捧げる。
また、教皇フランシスコとタワドロス2世は、これを機会に、記念出版物の序文に共に署名を行う。
この出版物は、パウロ6世とシェヌーダ3世との会見50周年を記念し、キリスト教一致推進省が編集・発行するもので、第2バチカン公会議以降のカトリック教会とコプト正教会の歩み寄りの歴史を資料・文書をもって紹介している。
09 5月 2023, 14:19