教皇、ポルトガル司牧訪問を終了、WYD大会閉会後、リスボンを後に
「ワールドユースデー・リスボン大会」の閉会と共に、ポルトガル訪問のすべての公式行事を終えた教皇フランシスコは、特別機でローマへの帰途につかれた。
教皇フランシスコは、8月6日(日)午後、ポルトガル司牧訪問を終了、リスボンのフィーゴ・マドゥーロ軍用飛行場から特別機でローマへの帰途につかれた。
このたびの教皇の同国訪問は、リスボンで開催されたカトリックの若者たちの祭典「ワールドユースデー大会(8月1日-6日)」の各種公式行事への参加を主な目的としていた。
8月2日(火)から5日間にわたるポルトガル訪問で、教皇は「ワールドユースデー大会」の諸公式行事の会場となった首都リスボンを拠点に、カスカイスへの訪問、ファティマ巡礼などを交えながら、様々な形で若者たちとの交流を深めた。
また、教皇はポルトガル滞在中、マルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領をはじめ、同国の各界要人や、カトリック教会を代表する人々とも会見された。
ポルトガル訪問最終日、教皇は午前中リスボンのテジョ公園でワールドユースデー大会閉会に伴う記念ミサをとり行い、午後にはパッセイオ・マリティモ・デ・アルジェスで大会ボランティアたちの労をねぎらわれた。
そして、教皇は夕方、フィーゴ・マドゥーロ軍用飛行場で大統領や教会関係者に見送られ、現地時間18時20分、特別機でリスボンを後にされた。
教皇を乗せた特別機は、同日21時40分、ローマ・フィウミチーノ国際空港に到着。こうして、教皇フランシスコは、ご自身の第42回海外司牧訪問(イタリアを除く)を終えられた。
06 8月 2023, 22:56