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教皇、マランカラ・シリア正教会のカトリコスと会見

教皇フランシスコは、マランカラ・シリア正教会のカトリコス、バゼリオス・マルトマ・マテウス3世をバチカンに迎えられた。

 教皇フランシスコは、9月11日、マランカラ・シリア正教会のカトリコス、バゼリオス・マルトマ・マテウス3世と会見された。

 マランカラ・シリア正教会は、イエスの十二使徒の一人、使徒トマスの布教に起源を持つといわれるインドのキリスト教共同体の中で、最も古い歴史を持っている。

 今回のバゼリオス・マルトマ・マテウス3世の訪問は、1983年、当時のカトリコス、バゼリオス・マルトマ・マテウス1世のバチカン訪問から40年、また2013年の前任カトリコス、バゼリオス・マルトマ・パウロス2世の訪問から10年を機に行われた。

 教皇は歓迎の挨拶で、長い世紀を経て、第2バチカン公会議以降に再び発展した、マランカラ・シリア正教会とカトリック教会との相互関係の歩みを思い起こした。

 そして、第2バチカン公会議にマランカラ・シリア正教会がオブザーバーを派遣したことにより実現した両教会の交流の再開、1964年インドのボンベイで行われたバゼリオス・オーゲン1世と教皇パウロ6世との会見を初め、1983年、2013年と、各時代のカトリコスと教皇との出会いが続く中で育まれた兄弟的絆に言及した。

 また一方で、キリストの体である教会を傷つけてきたキリスト教徒間の分裂の歴史を振り返った教皇は、使徒トマスのように、この傷に共に手を触れ、イエスを「われらが主、われらが神」として共に宣言し、謙虚な心を持って自分たちを主の恵みに託すならば、主の助けによって、待ち望む完全な一致の日の訪れを早めることができるだろう、と話した。

 この会見後、教皇とカトリコスは、バチカン宮殿内のレデンプトリス・マーテル礼拝堂で、共に祈りの時を持った。

11 9月 2023, 15:09
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