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教皇「マリアが証しするように、神は小ささを愛される」

教皇フランシスコは、ウランバートルのカテドラルで、モンゴルの教会関係者との集いを持たれた。

 教皇フランシスコは、9月2日(土)、訪問先のモンゴルで、同国の教会関係者とお会いになった。

 同日午後、モンゴルの伝統的移動式住居「ゲル」をイメージしたウランバートルのカトリック教会のカテドラルには、同国での宣教に携わる司教、司祭、宣教者、修道者、司牧活動の奉仕者らが集った。

 教皇のモンゴル訪問中、教会関係者との最初の公式行事となったこの集いは静かな熱気に満ち、参加者らは真剣な眼差しで教皇の言葉に聞き入った。

 この出会いでは、中央アジア司教協議会会長・ホセ・ルイス・ムンビエラ・シエラ司教による「わたしたちの家、わたしたちのゲルにおいでくださり感謝します」という教皇への歓迎の挨拶に続き、修道者、司祭、司牧奉仕者の代表3名が、自らの宣教生活について証言した。

 神の愛の宣教者会のシスターは、病者や高齢者、ホームレス、貧しい家族に対する奉仕を通して、これらの人々に尊厳を再びもたらし、神の御目にとって彼らがいかに大切かを理解してもらいたいと思っている、と話した。

 また、かつて神の愛の宣教者会の協力者として働き、今は司祭となったモンゴル出身の神父は、自分たちの民の救いのために貢献したい、という思いを述べた。

 さらに、大学生の時に洗礼を受けたという司牧奉仕者の女性は、モンゴルの教会の成長を助けたいという情熱に押されてローマで勉強することになった経緯を紹介しながら、自国語のカテキズムの本がまだないモンゴルでは、「宣教者たちが生きた本である」と語った。

 モンゴルの教会関係者の信仰と献身を神に感謝した教皇は、詩編の「味わい、見よ、主の恵みの深さを」(34,9)という賛美の言葉をもってその喜びを分かち合われた。

 教皇は、モンゴルの教会の歩みの中で「福音のために生涯を捧げた」人々に思いをはせられ、11世紀頃シルクロード沿いに福音を伝えたシリアの教会の伝統をくむ宣教者たちにはじまり、13世紀の教皇使節、1310年頃、大都の最初の司教に任命され、初めてモンゴル語の詩編と新約聖書を作ったジョヴァンニ・ダ・モンテコルボらの存在を振り返った。

 また、教皇は、現代のモンゴルにおける宣教の先駆者として、最初の知牧でこのカテドラルを建設したベンセスラオ・セルガ・パディーヤ司教、1992年にモンゴルの地に宣教者を派遣した淳心会、そしてそれに続いた他の修道会や教区の宣教者、ボランティアの信徒たちを思い起こした。

 この31年間、教会関係者たちが、社会福祉、教育、医療、文化などの分野での献身的な活動の中に、キリストのいつくしみを反映してきたことに教皇は感謝しながら、愛するモンゴルの人々のために、この実り多き道をこれからも進むようにと励まされた。

 一方で、教皇は「主を味わい、見る」ことで信仰の原点に立ち返るようにとも招かれ、主を礼拝することなくしては、力を失い、司牧活動は不毛なものになる、と注意された。

 主イエスが弟子たちを世に遣わしたのは、政治思想を宣べ伝えるためではなく、イエスの御父が「わたしたちの父」となるという福音(参照 ヨハネ20,17)をいのちをもって証しし、わたしたちをすべての人々と具体的な兄弟愛で結ぶためであった、と教皇は述べ、この使命から生まれる教会は、純粋な信仰と、傷ついた人類の苦しみをいやす復活の主の柔らかな力の上に築かれた貧しい教会でなくてはならない、と説かれた。

 教皇は聖母を見つめるようにと関係者らを招きながら、小ささは問題ではなく、むしろ一つの財産である、と強調。マリアが証ししているように、神は小ささを愛され、小さなものを通して偉大な業を行われる、と指摘された。

 福音を喜びと共に疲れることなく証しするための新たな情熱と燃える愛を祈り求めつつ、教皇はモンゴルの教会に奉仕する人々を聖母の保護に託された。

02 9月 2023, 18:03
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