「地球上の生命を脅かす気候危機」教皇、日曜正午の祈りで
教皇フランシスコは、日曜正午の祈りで、気候危機の脅威に触れつつ、間もなく行われるCOP 28への参加を目的とするドバイ訪問のために祈りを願われた。
教皇フランシスコは、11月26日(日)の正午の祈りで、気候危機への関心を訴えられた。
軽いインフルエンザの症状がある教皇に代わり、国務省のパオロ・ブライダ師によって代読されたアピールで、教皇は戦争以外に、地球上の生命を脅かすものとして、気候上の危機を挙げられた。
教皇は、こうした気候危機は、すべてを生命のためにつくられた神の計画に反するもの、と述べられた。
そのために、教皇は12月1日(金)から同月3日(日)まで、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28) のためにアラブ首長国連邦のドバイを訪れ、特に2日(土)には会議場でスピーチを行う予定であると告げられた。
教皇は、この訪問を祈りを通して見守り、地球を守ることを心に留め、そのために努力する人々に、前もって感謝を述べられた。
26 11月 2023, 18:07