教皇フランシスコ 教皇フランシスコ  (Vatican Media)

教皇のドバイ訪問中止に、医師団の助言により

教皇フランシスコのCOP28出席のためのドバイ訪問は、教皇が医師団の判断を受け入れた結果、中止となった。

 教皇フランシスコは、11月25日(土)からインフルエンザの症状があり、呼吸器の炎症が見られたが、体調は回復に向かっている。しかし、医師団は、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)出席のために予定されていたドバイ訪問を控えるようにと助言した。

 教皇フランシスコは、非常に遺憾ながらも医師団の判断を受け入れ、ドバイ訪問は中止となった。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長が、11月28日(火)夜、このように声明で明らかにした。

 なお同声明によれば、ここ数日間行われるCOP28に参加したいとの教皇とバチカンの意志は変わらず、それを具体化する方法をできる限り早く決定する方針であるという。

28 11月 2023, 22:07