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国連における「世界人権宣言」採択から75年 国連における「世界人権宣言」採択から75年  (ANSA)

教皇「人権のための努力は終わることがない」

教皇フランシスコは、お告げの祈りで、採択から75周年を迎えた「世界人権宣言」に言及された。

 教皇フランシスコは、12月10日(日)のお告げの祈りで、この日、国連で世界人権宣言が採択されてから、ちょうど75周年にあたることに触れられた。

 すべての人民とすべての国が達成すべき基本的人権についての宣言、「人権に関する世界宣言(世界人権宣言)」は、今から75年前の1948年12月10日、第3回目の国連総会で採択された。

 教皇は、人権に関する指針であるこの宣言に沿ってこれまで多くの進歩があったと振り返りつつ、その一方で、まだ足りないものはたくさんあるどころか、時には後退さえしている、と指摘。「人権のための努力は終わることがない」と強調された。

 同宣言採択75周年を機会に、教皇は、考慮されない人々の人権を守るために毎日の生活の中で目立たない闘いを続け、犠牲を払うすべての人たちに、連帯を表明された。

10 12月 2023, 14:26