教皇、来年5月ローマで「世界こどもの日」開催予告

　教皇フランシスコは、12月8日、無原罪の聖マリアの祭日の正午の祈りで、「第1回世界こどもの日」の開催を予告された。

　カトリックの若者たちの祝祭「世界青年の日」に続く、子どもたちを主役にしたこの最初の「世界こどもの日」は、2024年5月25日と26日の両日、ローマで行われる。

　教皇庁文化教育省の主催で行われる「世界こどもの日」について、教皇は、「成長期の子どもたちに、わたしたちはどのような世界を伝えたいのか」という問いに答えるもの、と説明。

　「イエスのように、わたしたちも子どもたちを中心に据え、大切にその世話をしたい」と話された。

　今年11月6日、同じく文化教育省主催で、世界五大陸の子どもたちと教皇の集い「子どもたちから学ぼう」がバチカンで開かれたが、「世界こどもの日」はこれをより発展させるものとなる。