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「子どもたちの信仰の成長を見守り助けよう」教皇、洗礼式で

「主の洗礼」の祝日、バチカンのシスティーナ礼拝堂で、幼児の洗礼式が教皇フランシスコによってとり行われた。

 「主の洗礼」の祝日、教皇フランシスコは、バチカンで、幼児の洗礼式をとり行われた。

 カトリック教会の典礼暦は、1月7日(日)、「主の洗礼」を祝った(*日本の教会では、今年は1月7日に主の公現、1月8日に主の洗礼が記念される)。

 「主の洗礼」の祝日は、イエスがヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受け、その時イエスの上に神の霊が降り、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が天から聞こえた出来事を記念する。

 この祝日には恒例として、教皇による幼児の洗礼式がシスティーナ礼拝堂で行われる。

 今年は、双子を含む、16人の赤ちゃんが教皇の手を通して洗礼を受けた。

 教皇は洗礼式のためのこのミサ中、赤ちゃんに寄り添う両親、代父・代母らを前に、説教を行われた。

 「わたしたちは今、子どもたちに洗礼を施すため、子どもたちに信仰の賜物を授けるためにここにいます。ここでは彼らが主役です。なぜならこれは、最も素晴らしい贈り物、すなわち、主からの賜物、信仰の恵みを受ける彼らのお祝いだからです」と教皇は話された。

 また、教皇は「今日、子どもたちはわたしたちにも、どのように信仰を受け取るべきかを証ししてくれます。子どもたちは無心に、心を開いてそれを受け取ります」と指摘。

 そして、この子どもたちの信仰の成長を見守り、助ける、両親、代父・代母らの役割の大切さを強調された。

 この後行われた洗礼の儀式で、教皇は一人ひとりの小さな受洗者たちの名を呼びながら、「わたしは、父と子と聖霊のみ名によって洗礼を授けます」という言葉をもって、子どもたちの額に聖水を注がれた。

 

07 1月 2024, 12:20