教皇庁諸機関の財政管理向上と透明化のための教皇の自発教令
教皇フランシスコは、教皇庁の諸機関の財政管理の向上と透明化のために、二つの自発教令を発表された。
教皇フランシスコは、1月16日、教皇庁諸機関の財政管理の向上と透明化を目的とする、二つの自発教令を発表された。
一つは、教皇庁諸機関の通常的な財政管理において、特に出費の「限度とルール」を定めている。
これによれば、教皇庁内の各機関は、過去3年間のバランスシートの平均を基礎とし、同機関の総支出の2パーセントを超える支出を計画する場合、教皇庁財務事務局の責任者の承認を得なければならない。
もう一つの自発教令は、教皇庁とバチカン市国の諸機関の公共の入札・契約制度をめぐるもので、2020年に発表された規則をベースに、さらなる透明化、管理の向上、スムースな運用を目指している。
17 1月 2024, 08:48