アルゼンチンのミレイ大統領、バチカンを訪問
教皇フランシスコは、バチカンを訪問したアルゼンチンのミレイ大統領と会談を持たれた。
教皇フランシスコは、2月12日、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領と会談された。
ミレイ大統領は、アルゼンチン出身の初めての女性の聖人として宣言された、マリア・アントニア・デ・サン・ホセ・デ・パス・イ・フィゲロアの列聖式のため、前日11日、バチカンの大聖堂でとり行われたミサに参列、教皇と挨拶を交わした。
これに続き12日、教皇はバチカンを公式訪問したミレイ大統領と、およそ1時間にわたり会談、その後、贈り物の交換などを行われた。
教皇との会談に次いで、同大統領は、バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿、および外務局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教とも会見した。
国務省で行われた会談では、教皇庁とアルゼンチンの良好な関係に対する満足と、今後もその関係をいっそう深めたいとの意思が表明された。
この席では、アルゼンチン国内の経済危機に対応するための、新内閣の経済計画がテーマとなった。
また、世界各地で進行中の紛争、国家間の平和のための取り組みなど、国際的テーマをめぐり話し合いが行われた。
12 2月 2024, 18:33