コルデス枢機卿・開発援助促進評議会元議長の葬儀、バチカンで
3月15日に89歳で亡くなった、教皇庁開発援助促進評議会元議長、ポール・ヨセフ ・コルデス枢機卿の葬儀が、18日バチカンでとり行われた。
教皇庁のかつての開発援助促進評議会で議長を務めたドイツ出身のポール・ヨセフ ・コルデス枢機卿が、3月15日、ローマで逝去した。89歳だった。
コルデス枢機卿は、1934年、ドイツに生まれた。1961年、司祭叙階。1975年、パーダーボルン補佐司教に任命される。翌年、司教叙階。1980年、教皇庁信徒評議会・副議長。サン・ロレンツォ国際青年センターの創設や、1993-1994年の「贖いの特別聖年」中に開催された「青年の聖年の集い」の企画に関わり、後の「世界青年の日(ワールドユースデー )」の基礎作りに貢献した。1995年、教皇庁開発援助促進評議会・議長(〜2010年)。2007年、枢機卿に任命された。
3月18日、コルデス枢機卿の葬儀がバチカンの聖ペトロ大聖堂でとり行われた。
ミサを司式したジョバンニ・バッティスタ・レ枢機卿は、説教の中で、長年にわたり神と教会に熱心かつ寛大に奉仕し、大きな平安と純粋な精神性のうちに晩年を生きた同枢機卿の姿を思い起こした。
そして、儀式の最後、教皇フランシスコによって、コルデス枢機卿の棺を前に告別の祈りが行われた。
19 3月 2024, 09:13